○1928年改番以降の系列


1959年5月30日付総裁達第237号による車両称号規程改正時に、
新たな車両称号が制定され、それを「新性能電車」としたのに対し、
それまでの車両を「旧型電車」とされた。

また1928年10月1日に制定された車両称号規程で、
それまで客車の車両称号から独立し、電車独自の車両称号が規定された。

ここでは旧型電車をの1928年改番以降の系列を収載する。

 国鉄30系電車

1926年から1928年までに鉄道省が製造した最初の鋼製電車である。
17m級、片側3扉、ロングシート、二重屋根車両、主電動機MT15形。
三等制御電動車モハ30形、二等付随車のサロ35形、三等付随車サハ36形がある。
製造当初はデハ73200形、サロ73100形、サハ73500形の名称だったが、
1928年10月に施行された車両形式称号規程改正により改称された。

車両形式称号規程改正前 車両形式称号規程改正後 製造年 備考
形式 編成 形式 編成
デハ73200形 73200〜73279 モハ30形 30001〜30080 1926年
73280〜73349 30081〜30150 1927年
30151〜30205 1928年
車両形式称号規程改正前 車両形式称号規程改正後 製造年 備考
形式 編成 形式 編成
サロ73100形 73100〜73103 サロ35形 35001〜35004 1926年
35005〜35008 1928年
車両形式称号規程改正前 車両形式称号規程改正後 製造年 備考
形式 編成 形式 編成
サハ73500形 73500〜73524 サハ36形 36001〜36025 1926年
73525〜73544 36026〜36045 1927年


 国鉄31系電車

1929年から1931年までに鉄道省が製造した鋼製電車である。
17m級、片側3扉、ロングシート、丸屋根車両、主電動機MT15形、電動機出力100kW。
三等制御電動車モハ31形、二等付随車のサロ37形、
三等制御車クハ38形、三等付随車サハ39形がある。

形式 編成 製造年 備考
モハ31形 31001〜31053 1929年
31054〜31069 1930年
31070〜31104 1931年
形式 編成 製造年 備考
サロ37形 37001〜37009 1929年
37010〜37012 1931年
形式 編成 製造年 備考
クハ38形 38001〜38019 1930年
形式 編成 製造年 備考
サハ39形 39001〜39029 1931年


 国鉄32系電車

1930年から1932年にかけて鉄道省が横須賀線用に製造した鋼製電車である。
電動車は17m級、付随車、制御車は20m級、片側2扉、ボックスシート、車端部はロングシート、
丸屋根車両、主電動機MT15A形、電動機出力100kW。
三等制御電動車モハ32形、二等付随車のサロ45形、二等三等合造付随車サロハ46形、
三等制御車クハ47形、三等付随車サハ48形、皇室専用二等制御車(貴賓車)クロ49形がある。

形式 編成 製造年 備考
モハ32形 32001〜32032 1930年
32033〜32045 1931年
形式 編成 製造年 備考
サロ45形 45001〜45010 1930年
45011〜45013 1931年
形式 編成 製造年 備考
サロハ46形 45001〜45010 1930年
45011〜45013 1931年
形式 編成 製造年 備考
クハ47形 47001〜47010 1930年
形式 編成 製造年 備考
サハ48形 48001〜48018 1930年
48019〜48024 1931年
形式 編成 製造年 備考
クロ49形 49001〜49002 1931年


 国鉄33系電車

1932年から1933年にかけて鉄道省が製造した鋼製電車である。
17m級、片側3扉、ロングシート、20m級40系と同系統車。
片運転台三等制御電動車モハ33形、両運転台三等制御電動車モハ34形がある。

形式 編成 製造年 使用路線 備考
モハ33形 33001〜33002 1932年 山手線
形式 編成 製造年 使用路線 備考
モハ34形 34001〜34015 1933年 中央線
34016〜34022 1933年 赤羽線
34023〜34026 1933年 横浜線


 国鉄40系電車

1932年から1942年にかけて鉄道省が製造した鋼製電車である。
20m級、片側3扉、ロングシート。
両運転台三等制御電動車モハ40形、片運転台三等制御電動車モハ41形、
片運転台三等制御車クハ55形、二等三等合造付随車サロハ56形、
三等付随車サハ57形、片運転台三等制御電動車改造型60形、
三等荷物合造制御車クハニ67形がある。

形式 編成 製造年 備考
モハ40形 40001〜40080 1932年〜1936年
形式 編成 製造年 備考
モハ41形 41001〜41055 1932年〜1939年
形式 編成 製造年 備考
クハ55形 55001〜55096 1932年〜1943年
形式 編成 製造年 備考
サロハ56形 56001〜56013 0933年〜1934年、1938年
形式 編成 製造年 備考
サハ57形 57001〜57047 1933年〜1943年
形式 編成 製造年 備考
モハ60形 60001〜60126 1940年〜1943年
形式 編成 製造年 備考
クハニ67形 67001〜67008 1940年〜1943年


 国鉄42系電車

1933年から1935年にかけて鉄道省が製造した鋼製電車である。
20m級、片側2扉、クロスシート運転席は半室構造の貫通式。
両運転台三等制御電動車モハ42形、片運転台三等制御電動車モハ43形、
三等郵便荷物合造車モハユニ44形、二等三等合造付随車サロハ46形、
三等制御車クハ58形、二等三等制御車クロハ59形がある。

形式 編成 製造年 備考
モハ42形 42001〜42013 1933年
形式 編成 製造年 備考
モハ43形 43001〜43037 1933年〜1934年
形式 編成 製造年 備考
モハユニ44形 44001〜44005 1934年
形式 編成 製造年 備考
サロハ46形 46100〜4103 1934年
形式 編成 製造年 備考
クハ58形 58001〜58025 1933年〜1935年
形式 編成 製造年 備考
クロハ59形 59001〜59021 1933年〜1934年
59022〜59025 1937年


 −参考資料−

1928年改番以降の系列

国鉄50系電車 1934年に登場した木製電車の鋼体化改造車。17m級3扉ロングシート
国鉄51系電車 1935年に登場した20m級3扉クロスシート車両のグループ
国鉄52系電車 1935年に登場した大阪地区の急行電車用車両のグループ。2扉クロスシート
国鉄62系電車 1943年に登場した身延線用鋼体化改造車。17m級2扉クロスシート
国鉄63系電車 戦時設計の通勤車。20m・4ドア通勤形式の確立
国鉄70系電車 横須賀線・京阪神緩行線・中央線・阪和線など。3ドアセミクロスシート
国鉄72系電車 (73系とも呼ばれる)63系電車の改善改番系列
国鉄80系電車 元祖「湘南電車」




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